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2016年12月27日  農民美術

壁飾り 春蘭

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長野県東御市在住の農民美術作家、春原利二の木彫作品「春蘭(しゅんらん)」です。
早春に可憐な花を付ける春蘭は、低山の林の中などに自生する蘭です。
地下で花芽を育てながら冬を越し、緑や薄い黄色、金色など、淡く控え目な彩りで早春の野にすがすがしく春を告げる姿は、まさに農民美術のモチーフにぴったり。
力強さの中に可憐さを秘めた美しい作品です。

「石楠花」 ¥30,000+税
春原利二 作

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こちらは、同じく春原利二作の「胡蝶蘭」。
受章などのお祝いに、格式のある花贈りの代表とされるのが胡蝶蘭です。「幸福の飛来」という花言葉にも由来しているのかもしれません。
生花のお祝いも素敵ですが、素朴さと力強さを秘めたこんな贈り物も、印象に残るのではないでしょうか。

「胡蝶蘭」 ¥20,000+税
春原利二 作